シングルマザーが家を買うデメリット5つ!夢だけで動かない方が良い理由

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シングル家庭でも、年収が200万円に満たない場合でも、ローンが組める今の日本。

「家=資産」と考える人もまだまだ多いので、なるべく早く家を買いたい!と考えるシングルマザーも多いのではないでしょうか。

ただし、シングルマザーが家を買うのは、デメリットやリスクも多いんです

そこでこの記事では、家を買う事をあきらめたシングルマザーの私が考える「シングルマザーが家を買うデメリット」について解説していきます。

シングルマザーで家を買うデメリット5選

それでは早速、シングルマザーで家を買うデメリットを5つ紹介していきます。

①自由に住み替えられない

シングルマザーで家を買うデメリットの一つは、自由に住み替えられないことです。

賃貸住宅の場合は、転勤や生活スタイルの変化に合わせて場所を変えることができますが、自分の持ち家だとそうはいきません。

  • 自分が転職したい
  • 子供が不登校になった
  • 通院の必要が出てきた

などの場合、選択肢が狭まることが予想されます。

とくに我が家の場合、長男が発達障害なので、定型発達の子よりも選択肢を多く残しておきたいと考えました。

ただし首都圏・大阪市・名古屋市など、学校や病院、仕事がたくさんある地域の物件であれば、何かあった時の選択肢も増えそうですね。

②ローンが終わっても維持費がかかる

家を買うと、賃貸住宅よりも維持費が高くなることがあります。

住宅の営業さんは「月々のローン+管理費」で計算されがちなのですが、築年数が上がることに修繕積立費や管理費が上がる物件も多いですし、忘れてはならないのが固定資産税。

地域や地価にもよるのですが、ローンを返済し終わっても「年間30万円」くらい維持費がかかるなんて事も普通にあります。

戸建ての場合は管理費不要ですが、家のメンテナンス代はマンションより高くなる事も少なくありません。

シングルマザーは一人で家計を切り盛りしているため、予想外の出費が重荷になることもあるかもしれません。

③ローンが組みづらい

シングルマザーで家を買う際には、ローンの組みづらさもデメリットとして考えられます。

一人の収入でローンを組むことは難しく、金融機関からの審査が厳しくなることがあります。

通常よりも頭金を多く準備する必要があったり、変動金利ぶんの割合が多くなったりすることも。

④初期費用がかかる

家を買う際には、初期費用がかかることもデメリットとして挙げられます。

一般的に、物件を買う際の初期費用は「物件の2割」くらいが必要だと言われています。

仮に3,000万円の物件を購入するとなると600万円、ローンの審査が通りづらい場合はプラスで頭金を増やさないといけないことも。

家を買ったから安心、ではなく、まとまったお金が減っても大丈夫かを考えた方がいいですね。

⑤故障や修繕でのトラブルに一人で対応しなければいけない

家を買うと、故障や修繕が必要になることがあります。

シングルマザーは一人で家事や子育てに追われているため、修理業者の手配や対応を一人で行わなければなりません。

時間や負担がかかることもあり、結構なストレスとなります。

シングルマザーで家を買うのにはメリットもある!

続いては、一般的に言われる「シングルマザーが家を買うメリット」を紹介します。

①子供に資産を残せる

シングルマザーで家を買うメリットの一つは、子供に資産を残せることです。

家は資産価値があり、将来的に売却することで子供に相応の遺産を残すことができます。

ただしこれは、地価が落ちにくい物件の場合です。

地価が年々下がり続けている地域の物件の場合、受け継いでも売れず「負動産」となることも。

②万が一のとき、子供が家に住み続けられる

ローンを組むと「団体信用生命保険(団信)」に加入できます。

これは、ローンを組んでいる人が死亡するなど、支払いできなくなった場合に団信が代わりに返済してくれる制度です。

ひとり親に何かあっても、子供たちはそのまま家に住み続けられます。

ただし、管理費や固定資産税は払わなくてはいけません

③グレード高めの物件に住める

家を買うことで、グレードの高い物件に住むことができるメリットもあります。

同じ住居費で見た場合、家を買った方が「セキュリティが充実している」「広い」「便利」といった好条件の物件が多い傾向にあります。

子供との生活を豊かにするために、快適な住環境を選ぶことも大切です。

母子家庭の我が家はもうしばらく団地暮らし

シングルマザーで家を買うことにはメリットもデメリットもあります。

一般的にメリットと言われる事は

  • 今の地域で働き続ける
  • 子供がずっと同じ地域で進学していく
  • 病気をしても、家から通える範囲で通院する

という事が前提となります。

思いがけない難病や、ママ・子供の人間関係が上手くいかない、といった理由で引っ越しせざるを得ないことも、意外とたくさんあります。

ということで、母子家庭の我が家はもうしばらく団地暮らしを続けることにしました。

子供に資産を残すのは「学資保険」「生命保険」など、住宅以外の保険も充実しています。

資産は住宅だけではないので、メリット・デメリットをよく考慮して住宅購入に踏み切りましょう♪

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