ドラッグストアで買える馬油(バーユ)、気になっているけどどう使えばいいのか分からない!という人も多いかもしれません。
私も「顔に塗るだけだといつまでも減らないなぁ」なんて思っていたのですが、意外と使える場面が多くてびっくり!
そこでこの記事では、馬油の使い道を全部で7つ紹介していきます。
馬油の定番の使い道2つ
馬油の定番の使い道は以下の二つです。
- 火傷に塗る
- 保湿(スキンケア)
詳しく見ていきましょう。
馬油はもともと「火傷に効く」で有名になった
日本で一番メジャーな馬油、ソンバーユを扱う薬師堂のホームページには以下のようなエピソードが紹介されています。
毎日、馬肉の脂肪をたっぷりと掌に塗り、火傷の治療を続けました。やがて2ヶ月が過ぎた頃、いつものように掌に張り付いたガーゼの上から馬の油を塗り足そうと包帯を外したところ、掌が痒くて仕方なかったのです。
あまりの痒さに恐る恐るガーゼを剥いでみたところ、 焼け焦げて真っ黒だった掌の皮は、かさぶたが剥げるようにガーゼといっしょに剥がれ、その下にはピンク色のきれいな皮膚が現れました。
https://www.yakushido.com/history/
中国では5~6世紀ごろから、日本でも筑紫地方を中心に「馬の油は火傷などの治りを良くする」と語り継がれてきました。
馬油は人間の皮脂と近い成分で、たっぷり塗る事で皮膚を保護できるのが一番の効能。刺激も少なく、人間本来の治癒力が働きやすくなります。
1本で万能スキンケア!乾燥・毛穴の悩みに
美容に良いオイルとして「オリーブオイル」「ホホバオイル」などが挙げられますが、これらは全て植物性。
人間の皮脂とは成分の構成が異なるので、人によっては肌なじみの悪さを感じられるでしょう。
その点馬油は動物性で、人間の皮脂に近い成分構成。
肌なじみが良いのでお肌を無理なく自然に保湿できます。
馬油を使ったスキンケアは、以下の記事が参考になりますよ。
ちなみに私も馬油を愛用していて、こちらの記事でコスパの良い馬油の使い方を紹介しています!
余った馬油は何に使える?意外な馬油の使い道5つ
火傷の治療、スキンケア以外の馬油の使い方には以下のようなものがあります。
- 日焼け後のヒリヒリに塗る
- ハンドクリームとして使う
- 妊娠線予防、ニップルケア
- 赤ちゃんの乾燥肌やおむつかぶれ
- 虫刺され後のスキンケア
気になるものはありましたか?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
日焼け後のヒリヒリ感に馬油が効く
日焼けしてヒリヒリしているお肌は一種のヤケド。もちろん馬油が効果的です。
ヒリヒリしている部分に塗ると、馬油の鎮静作用と保護効果でラクになっていきますよ。
馬油をハンドクリームとして使う
ママのガンコな手荒れも馬油を塗ると改善しやすいです。
馬油は皮脂と近い成分なので、ハンドクリームでいまいち浸透しない・・・と感じた人も潤いを感じやすいでしょう。
100%馬油は口に入っても大丈夫なので、家事の合間にもこまめに塗れるのが嬉しいですね。
妊娠線や授乳時のニップルケアも馬油が使える
妊娠初期から馬油を塗っておくと、皮膚が柔軟になり妊娠線ができにくくなります。
できてしまった妊娠線も、馬油を塗るとダメージが緩和しますよ。
さらに産後の授乳でトラブルになってしまった乳首に馬油を塗ると、保護できて痛みが和らぎます。
もちろん赤ちゃんの口に入っても大丈夫です。
赤ちゃんの乾燥肌やおむつかぶれに馬油
産後の赤ちゃんのスキンケアにも馬油は大活躍!
乾燥して粉をふいているお肌や、おむつのムレで荒れてしまったお尻に薄く塗ってあげましょう。
医薬品や化学物質を塗るのに抵抗がある人も、馬油なら100%天然なので安心です。
馬油は虫刺されのケアにも使える
馬油を塗ると、虫刺されのかゆみや腫れが引きやすくなります。
掻きむしってかさぶたを作ってしまう人も、早めに馬油で保護する事で傷跡が目立たなくなりますよ。
一家に1つあると便利!万能な馬油で家族みんなのスキンケア
やけど、スキンケア、虫刺され薬・・・1つあると大活躍の馬油。
私も、もはやオロ〇イン的な感覚で使っています。
ドラッグストアで1つ1,200円~1,400円くらいで買えるので、かなりコスパは良いです!
一家みんなの万能薬として、1つ常備しておいて損はありませんよ。
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