コチュジャンと豆板醤って、どちらも辛みがあるペーストで違いが分かりにくいですよね。
コチュジャンにも豆板醤にもなじみが薄い人は、どちらかしか持っていないことも多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、コチュジャンと豆板醤の違いや「間違えて使ってしまった時」のリカバリー方法まで、一気に紹介します♪
コチュジャンと豆板醤の違い
コチュジャンと豆板醤の違いについて、簡単に表にしてみました。
項目 | コチュジャン | 豆板醤 |
---|---|---|
原料 | 唐辛子+米 | 唐辛子+ソラマメ |
味 | 甘味が感じられる | 塩気が強い |
調理のタイミング | 加熱すると風味が飛ぶ 料理の仕上げに使う | 加熱調理のはじめに入れる 油で炒めて風味をアップさせる |
同じ辛み味噌でも、味や調理方法が結構違ってくるのが分かるかと思います。
コチュジャンはピビンバに添えてあるように「料理の仕上げに」「加熱せずに」ちょい足しする事が多く、豆板醤は最初から油で炒めて”辛みのベース”を作るために使います。
コチュジャンのレシピに豆板醤を代用する
コチュジャンのレシピに豆板醤を使いたい、コチュジャンのレシピに豆板醤を入れてしまった、という時は「甘味を足す」のが正解です。
豆板醤と相性が良い甘い調味料は「テンメンジャン(甜麺醤)」で、入れた豆板醤の1.5倍を目安に加えると味が整いやすいです。
テンメンジャンがない場合は、砂糖でもOK。コクが足りないように感じられたら、さらに味噌も少し入れてみましょう。
豆板醤のレシピにコチュジャンを代用する
逆に豆板醤のレシピにコチュジャンを代用するなら「料理の最後の方に加える」「塩気を足す」のがポイントです。
コチュジャンは香りが飛びやすいので、油で炒めるのはNG。
具材に火が通った後の味付けの段階で入れてあげましょう。
またコチュジャンは塩気が足りないので、醤油で塩気をプラスすると味が締まりやすくなります。
コチュジャンも豆板醤もない!という場合は、輪切り唐辛子や一味唐辛子+醤油でも代用可能です。