誰しも、子供に障害があると知った瞬間はショックだと思います。
妊娠中の告知、生まれてすぐ、大人になったタイミングで障害が分かったとしても、親としてはわが子の将来が心配になりますよね。
私は息子が3歳9ヶ月で自閉症スペクトラムと診断されましたが、やはりショックでした。
そこでこの記事では、自分の子供が自閉症と言われてショックなパパママのために、私が感じた事や気持ちを整理した過程をお話しできればと思います。
子供が「自閉症」「発達障害」だと診断されたら、誰だってショック
私の息子が自閉症スペクトラムと診断された過程に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。
自閉症、と診断された子の親御さんの体験談を見ると
と、前向きな気持ちになっている人が多く見られます。
そんな体験談を見ると「自分はショックを受けたりして、ひどい親なのかも・・・」と余計暗い気持ちになってしまいますよね。
ですが、障がいを受け入れられるようになるまでは、ショックを受けて立ち直る時間も少なからずあったのではないかと思うのです。
ある程度覚悟はできていてもショックだった
私が長男の発達の遅れを感じていたのは、1歳半検診の頃から。
2歳で発語が「まんま」1語のみ・・・その後の発達はどう?という記事で紹介しているとおり、何となく「他の子と違うな」「育てにくいな」と感じてはいました。
ですが3歳9ヶ月のとき、実際に「発達障害のあるなしで言えば、あります」とお医者さんに言われた時はショックだったし凹みました。
「信じたくない」と「これからどうしよう」の葛藤
心のどこかで「ただ発達がゆっくりなだけで、そのうち追いつきますよ」という言葉を期待していた私。
長男が自閉症スペクトラムです、と言われて、最初は「別のお医者さんの診断では”自閉症じゃない”って言われるんじゃないか」なんて思ったりしてました。
そして「発達障害のある子を、どうやって一人前に育てよう」「どこかで躓いて、親子共倒れになってしまうかも・・・」といった、漠然とした不安感が襲ってきました。
周囲の目も気になって、親にはかなりのストレスが・・・
私の両親は、長男の自閉症をまだ受け入れ切れていないようです。
実母「孫は障害児じゃない!」発達障害に対する祖父母とのギャップという記事を書いたことがあるのですが、発達障害の子を持つ親にとって
- 今は何でも発達障害にする
- 昔はこんな子たくさんいた
- 全然普通に見えるのに
といった言葉(励ましなのかな?)は、突き放されたような気持ちにもなりますよね。
障害児を育てる親への支援がまだまだ限られているという事も、自閉症の子供を持つパパママを追い詰めていきます。
子供が「自閉症」「発達障害」と診断されてショックな人へ
2022年現在、重度の自閉症から知的に遅れの無い自閉症(アスペルガー症候群、ASDなど)まで、ひっくるめて”自閉症スペクトラム”という名前に統一されています。
そのため、程度によらず「自閉症ですね」と診断されショックを受けるパパママも少なくありません。
本当は、障がいの程度や困りごとに応じて支援や療育を行う必要があるのですが、名前が統一されてしまうことで動きにくくなってしまうのも事実です。
子供が自閉症と診断されてショックを受けるのは当然
パパママ世代にとって「自閉症」のイメージは
- 言葉が喋れない
- 支援学校→障がい者施設
- 他害や自傷
といった、比較的重度の子のイメージがあるかと思います。
ですが今は、将来一般就職枠で問題なく働けるレベルの子でも「自閉症」のくくりに入ってしまう事が・・・
なので、一見普通の子に見え、言葉も出てきているタイプの子だと親御さんはショックが大きいです。
特に身内に自閉傾向のある人がいない人は、自閉症スペクトラムの知識がないので尚更。
ショックを受けることは何も悪い事ではなく、普通の反応です。
自閉症、発達障害、という事実は少しずつ受け入れていけばいい
自閉症スペクトラムは、成長の段階で何度か発達テストを受けます。
その時の結果によって、障がいの程度が変動。
知的障害になったり外れたり、療育の判定が貰えたり貰えなかったりします。
なので「この子は障害があるんだ」と受け入れるのはゆっくりで良いと思うのです。
「今、この子は凹凸があって困っているんだ」という、今の事実だけ受け入れてあげればOKなんじゃないでしょうか。
子供の「今困っている事」をその都度解消するのが大事
ただ、自閉症スペクトラムの診断が付いたのは「今、特性(凹凸)があって、子供自身が困っている」という事。
療育だったり、保育園・幼稚園の加配制度を活用したりして、今の困りごとを解消してあげるのは必要です。
こまめに困りごとを解消してあげることで、結果的に情緒が安定したり普通級に通えたりと可能性が広がる事に繋がります。
我が家は絵本の読み聞かせにKindleを使っています!
本の読み聞かせをしたいと思っても、なかなか落ち着いて聞いてくれない・・・
そんな特性がある子は、デジタル端末で電子書籍の絵本を使うとスムーズかもしれません!
実際、絵本に興味がなかった長男ですが、Kindleを使い始めてから絵本に興味を持ってくれるようになりました。
さらにKindleのメリットとしては
- Kindle端末のほかにスマホやタブレットでも見られる
- 定額制で、どんどん新しい絵本をダウンロードできる
- 収納の場所を取らない、持ち運びも便利
と、我が家にベストマッチでした!
月額料金は980円で、200万冊以上が読み放題。
今なら30日間お試しキャンペーン中なので、ぜひこの機会に体験してみてくださいね。
コメント