ウインナーやランチパックは買ってはいけない?危険だと言われる食品添加物7つ

日々のくらし

加工食品やインスタント食品に多いと言われる食品添加物。

ほぼすべての市販品に入っていると言っても過言ではないのですが、食べ過ぎが心配ですよね。

そこでこの記事では、食品添加物を食べすぎるとどうなるか、特に危険な添加物は何なのかを調べてみました!

【はじめに】安全性が高い添加物もたくさんある

食品添加物と一言で言っても、安全なものもたくさんあります。

例えば、保存料の一つである「ビタミンC」や、豆腐を作る際に欠かせない「にがり(塩化マグネシウム)」、さわやかな香りを足すための「シソエキス」なども添加物。

上記のような添加物は、日本で市販されている食品を普通の食事量で摂取する分には問題ありません。

食品添加物を摂りすぎるとどうなる?

では、安全ではない添加物を取りすぎるとどうなるのでしょうか?

考えられる可能性をピックアップしました。

栄養素の吸収が悪くなることがある

たとえば、ハムやウインナーなどの加工肉によく使われる「リン酸塩」を取りすぎると、カルシウムの吸収率が低下すると言われています。

加工品を食べる機会が多い人はリンの摂りすぎに注意が必要です。(カルシウムとリンが結びつくと、リン酸カルシウムとなり体の外へ出してしまいます)

参考:https://www.iwama-cl.com/bawt6/

直接栄養素の吸収を妨げるケースもあれば「腎臓や肝臓に負担がかかって」代謝そのものが悪くなるケースも。

味覚が鈍くなることがある

味の素などの「グルタミン酸(うまみ成分)」や、人工甘味料の「アセスルファムK」などは、天然素材に比べて旨味や甘味が強いです。

確かにおいしいのですが、その味に慣れると天然の味が物足りなく感じるようになってきます。

特に、味覚が発達段階にある子供は要注意ですね。

長期的な研究結果が出ていない添加物も多い

そもそも、開発されてから30年ほどしか歴史がない添加物は「長期摂取による人体への影響」は計り知れません。

そのため、日本では認可されていても欧米では使用が禁止されているものも。

少なくとも欧米で禁止されているものは、なるべく避けたいところです。

摂りすぎNG!危険性の高い食品添加物7つ

それでは、取りすぎNGとされる添加物を7つ紹介します。

それぞれ「よく使われる食品」「どんなデメリットがあるか」も一緒に解説していきますね。

①リン酸塩

加工肉(ハムやウインナー)によく使われるリン酸塩。

ジューシーな商品にしたり、きれいな肉色を保つために添加されます。

リン酸塩は、先ほど紹介したとおり「カルシウムと結びついて体外へ排出する」性質があるので摂りすぎは危険です。

ちなみに、リン酸塩でなくても「リン」が多く含まれる食材も食べすぎには注意しましょう。

②亜硝酸ナトリウム(亜硝酸Na)

ソーセージやベーコンの発色剤として使われる亜硝酸ナトリウム。

ガンのリスクを高めるとして一時話題になりましたが、一度に多量接種しない限りは大丈夫だとされています。

ただし、次項の「ソルビン酸」と組み合わさると毒性が強い物質ができる恐れがあります。

③ソルビン酸

加工肉や魚肉加工食品(ちくわや魚肉ソーセージ)の保存料として使われているソルビン酸。

前述の「亜硝酸ナトリウム」と結合すると毒性が強い物質ができると言われています。

また、遺伝子異常を引き起こすリスクも指摘されています。

④アセスルファムK(アセスルファムカリウム)

酢酸を分解して作られたアセスルファムKは、砂糖の200倍の甘さを持ちながらカロリーがゼロという魅力的な添加物です。

全世界で使われているポピュラーな人工甘味料ですが、使用基準が設けられている国がほとんどです。

過剰摂取でラットが死亡した例もあるので、摂りすぎには注意。

人間では、どんどん甘いものを欲するようになる「甘味中毒」のようになるリスクや、体外に排出されるまで臓器に負担がかかるリスクがあげられます。

ゼロコーラは太らないけど体に悪い!?人工甘味料のデメリットや危険性を解説

⑤臭素酸カリウム

食パンの製造過程で添加されることがある臭素酸カリウム。

発がん性がある物質で、ヨーロッパでは使用が禁止されている国もあります。

日本では「製造過程ですべて取り除くこと」を前提に添加が認められていて、成分表示には記載されていないので分かりません。

ネットの口コミや、直接企業HPに問い合わせるしか方法がないなんて、怖いですよね。

ちなみに使用を公表している代表的な企業が「山崎製パン」です。

ランチパックや超芳醇など、売れ筋商品にも使われている可能性があります。

⑥カラギーナン

欧米で「確実な安全性が認められない」という事で、次々廃止する運動が起こっているカラギーナン。

海藻由来の成分で危険性はないものの、長期的なリスクが未知数な添加物の一つです。

増粘多糖類・ゲル化剤と記載されているので、ゼリーやグミ・アイスなどの表記をよく確認しましょう。

⑦ショートニング

大豆油や菜種油に水素ガスを添加して作られる油脂成分です。

無味無臭で汎用性が高いため、市販の焼き菓子のほとんどに使われていると言っても過言ではありませんよね。

ショートニングは製造過程で「トランス脂肪酸」という物質ができることがあって、それが心疾患や免疫力低下のリスクを高めるという指摘があります。

添加物を避けることはできない!なるべく手作りがベター

紹介した7つの添加物は、ほぼすべての市販品に含まれているといっても過言ではありません。

ですがどの成分も「摂りすぎなければ大丈夫」なので、基本は自炊でなるべく添加物を避ける生活を目指しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました