保育園・幼稚園で加配をつけるレベルってどのくらい?グレーゾーン息子の実体験を紹介

発達障害グレー長男の育児

他の子と変わらないと思っていたのに「加配を付けたいです」と保育園・幼稚園から言われるとショックですよね。

私もある程度の覚悟はしていたものの、やはり加配の打診はショックな面もありました。

「保育園・幼稚園で加配が必要なレベル」って、実際にはどの程度なのでしょうか?

もしかしてうちの子、一生サポートが必要なのかな・・・と心配な方に、私の実体験から”園生活で加配が要る子のレベル”について解説します!

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うちの子って保育園や幼稚園で加配をつけるレベルなの!?

実は、加配が付く子は「障害児確定」という訳ではありません。

ちょっと他の子よりも成長がゆっくりな子や、園と子供の相性が悪い場合も加配が付きます。

自治体によっては発達障害の診断を受けていなくても加配の先生は付けられます。

ですが、加配申請の打診を受けた瞬間「ぜひ!お願いします!」と受け入れられるパパママは少ないですよね。

加配の打診を受けた時のエピソードにも書きましたが、私も実際ショックを受けました。

加配を打診されると「他の子と違う」と言われてるみたい・・・

現在年少さんの長男は、2歳で「まんま」しか言えないなどコミュニケーションの遅れが目立つ子でした。

3歳くらいで少しずつ言葉は増えてきたものの、他人への興味が薄かったり、気持ちの切り替えが苦手だったりと、親から見て心配な面もたくさんありました。

3歳1~2ヶ月くらいのタイミングで加配の打診を受けたのですが、その時の私の気持ちは

「やっぱり、この子は他の子と違うんだな・・・」

という事。

長男が園生活で困っていそうな雰囲気は感じていたので、加配を断るつもりもありませんでした。

が、やはり他の子と同じようには生活できない、と言われているようでショックでしたね。

保育園や幼稚園で生活が難しいなんて、将来が不安・・・

もう一つが「集団生活の始めの方でつまづくなんて、小学校~中学校と進学していく中で大丈夫なの?」という気持ちでした。

1回手厚いサポートを受け始めると、小学校も支援級・中学校も支援級・・・となるイメージを持ってしまったからです。

実際にはそんな事なくて、保育園・幼稚園の間にぐっと伸びて加配が外れる子も少なくありません

【2023年6月追記】

長男は結局加配は外れませんでしたが、小学校は普通級に決定しました!

保育園で「加配付き」でも小学校は普通級!我が家のケース

保育園・幼稚園で加配を付けるレベルってどんな感じ?

では、実際にうちの長男のケースをベースにして「加配が付く子のレベル」を解説します!

結論から言うと「園や自治体による」ところも大きいので、参考程度に見てみてくださいね。

【グレーゾーン】保育園や幼稚園で加配を付けるレベルはこんな感じ!

加配の打診を受けた3歳2ヶ月時点での、長男の様子はこんな感じでした。

  • 2語文、3語文、多語文も話せる
  • 会話のキャッチボールは苦手
  • 簡単な指示は通る(これポイしてきて、など)
  • 皆で〇〇しようね、ができない(あえて無視してるかも)
  • 気持ちの切り替えができない時に「キャー!」とパニックになる

成長の具合で加配の打診が来た、というよりは「集団生活に困難な部分がある」という事で加配の打診がありました。

というのも、うちの子が通う園では、年少さんは先生ひとりで20人の児童をまとめる必要があります。

場面の切り替わりが苦手な長男に手がかかってしまうと、クラスのスケジュールも上手く進められなくなってしまいます。

他の子のケアもできないですしね・・・

という訳で、もう一人先生を配置して、先生の指示が通りにくい時の「声掛け」やパニックになった時の「クールダウン」など手助けをしてくれるための加配です。

加配を付けるレベルは、園や自治体により様々

とはいえ、うちの子が通う園では「年少さん=20人クラスに担任1人」ですが、もっと少人数の園もあります。

さらに、集団行動が多めの園もあれば、自由時間がたっぷりある園もあります。

長男は後に3歳9ヶ月で自閉症スペクトラムの診断を受けたのですが、その時の医師の先生のお話では

園によっては加配が要らないレベルだし、発達の凹凸を見逃されてたかもしれません」との事でした。

発達障害グレーや発達ゆっくりさんは加配の基準がブレやすい

加配の打診を受けたとき、長男はグレーゾーンで発達障害の診断を受けていませんでした。

「発達グレー」

「なんとなく成長が遅いかな」

レベルでも、通う園が保育に困難さを感じれば加配の打診がある、と考えたほうが良いかもしれません。

「がっつり集団生活を重んじる園で、さらに手厚いサポートを受けられる」と考えると、なんだか子供にとっても良さそうな感じがしませんか?

加配を打診されたら、まずは受ける方向で検討してみて

幼稚園や保育園の加配にデメリットはある?という記事でも解説しているのですが、加配の先生が付くことによるデメリットってほとんどないんです。

親の気持ちの問題だけ、という事も少なくないので、まずは受ける方向で考えてみても良いかもしれませんね。

受けてみて伸びれば大成功ですし、もし合わないな、と思ったらその時点で加配を外したり転園を考えても遅くはありません。

加配は「今現在の困りごと」に対応

加配の先生は「今、その子が園での生活に困っているから」サポートについてくれます。

逆に言うと将来のための療育的な位置づけではないので、パパママとしては少し気楽に考えても良いかもしれません。

加配の先生についてもらうことで

  • お友達と生活するのって楽しい
  • 今日はこんなことができた!

という、成功体験が得られやすくなるのでかなりメリットは大きいはずです。

その後加配が外れる子も少なくない

実は、一度加配が付いた子でも「成長にともない外れる」事も少なくありません。

特に小学校で普通級に入れるレベルの子は、小学校入学に向けて徐々に加配を外していって、一人で集団生活を乗り切れるよう様子を見ていきます。

事実、年少さんの7月(3歳9ヶ月)で加配がついた長男ですが、4歳0ヶ月時点ですでに「声掛けの場面がぐっと減ってきています」と報告を受けていて少し安心できる部分も増えてきました!

(2022年11月追記)長男は年中の4歳8か月で発達検査を再度受けたのですが、発達障害の特性はあるものの小学校は普通級でいきましょう!とお医者さんに言っていただけました!

加配が付いている、というのは他の保護者に分かりにくい

そして、実際に加配を受けてみて分かったのが「案外加配の先生って、他の保護者に分かりにくいな」という事です。

加配の先生は長男にべったりなワケではなく、

  • 長男が安定している時はそばから離れてくれる
  • たまたま集団から外れた別の子にも声かけする

という感じで、みんなのサポートをする先生として動いてくれるからです。

なので「うちの子、加配の先生が付いているんです」と言いふらして回らない限りは、周りも気にせず接してくれますよ。

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