私は歯並びがあまり良い方ではなく、昔から奥歯が結構虫歯になっていました。
定期的に歯医者に行く習慣があったので小さい虫歯で済んでいたのですが、ついに神経を取ることに・・・
「神経を取るかも」と言われた時はショックで、次回治療までに神経を残せる歯医者さんは無いかな?と検索したりもしましたが、結果ずっと同じ歯医者さんに通っています。
この記事では、神経を取りたくなかった私が大人しく神経を取る事になった体験談を記録しておきます。
なんとなく調子が悪かった右上7番目
今回神経を取る事になったのは、右上の前から7番目の歯(一番奥の歯)。
最初に虫歯に気付いたのは次男を出産して3ヵ月の頃でした。
食事の際に痛みを感じ、歯医者に駆け込んだところ、虫歯になっていました。
(妊娠中の歯科検診では何ともなかったのに!)
初回の治療で銀歯に
虫歯になっていたのが歯と歯のすき間だったようで、初回の治療から銀の詰め物をすることになりました。
ただその時は神経まで進行していなくて、被せるだけで終了。
定期的にクリーニングしながら経過観察となりました。
銀歯にして2年半・・・食べ物がよく挟まるように
虫歯になったのが歯と歯のすき間だったので、銀歯治療後はより念入りに歯磨きをするようになりました。
特にデンタルフロスは何度も何度も通し、歯垢が残らないようにしています。
ですが、銀歯にした7番と隣の6番に、よく食べ物が挟まるようになってきました。
そして、デンタルフロスを通しても通しても、違和感が消えない日が増えてきました。
銀歯にして2年半後の定期健診で、治療対象に
そんな中、歯医者さんでの定期健診があり、右上7番が治療対象になりました。
歯石を取ったところ、銀歯と歯の境目が虫歯になってきているとの事。
もしかすると銀歯の中で虫歯が広範囲に進んでいるかもしれなくて、一度銀歯を全部外して見てみる事になりました。
神経を取るかもしれないと言われ・・・検索魔に
定期健診で「もしかすると、神経を取るかも・・・」と言われた私は大ショック!
なんとか神経を残せないものかと検索しまくりました。
神経を残す治療をするには、ラバーダムやマイクロスコープを使う歯科医院を探さないといけない事。
30代で神経を取るとどうなるのか、一般的な30代の口腔内事情はどうなのか・・・
たくさん検索しました。
ですが、
- 今更歯科医院を新たに探す時間もお金も余裕が無い
- 日本で神経を残す治療の成功率はかなり低い
という事から、今の歯医者さんに引き続きお願いしたほうがメリットが大きいと判断しました。
銀歯を外してびっくり!虫歯がかなり進行していた
通っている歯医者さんはかなり親切で、治療に入る前に口腔内カメラで治療する歯の状態を見せてくれます。
治療中や、治療後の写真も撮って見せてくれるので、不安感が全くないのがありがたいんですよね。
今回の右上7番の治療前も、まず銀歯を取る前と取った後の写真を見せてくれました。
広がった虫歯を削っていくと、神経に到達
銀歯を外した写真を見ると、外した部分全体に黒ずみがあり、素人でも「虫歯だな」と分かる状態になっていました。
そして、黒くなった部分を削っていくと、とうとう神経の穴にまで到達してしまったそうです。
神経を残す、残さない以前に神経が無くなってきていた
通常、神経にまで到達した時は「ピンクの神経組織が詰まっている」そうなのですが、私の歯には神経組織は詰まっていなかったそうです。
虫歯が進行しすぎていて神経が腐ってきていた(!)らしく、ぽっかり穴が空いた状態。
神経を残す残さない、という問題ではなく、そもそも神経が無くなってきていました。
(他の歯医者さんに駆け込まなくて良かった・・・!)
神経を取った日から「食べ物が挟まっている感覚」が消えた
有無を言わさず神経を取る治療(根管治療)に突入した右上7番・・・
初めての根管治療で不安はありましたが、きちんと麻酔が効いていて痛くはありませんでした。
人により「神経を抜かれている」感覚が不快になるそうなのですが、なぜか私は「神経を抜かれている時にスッキリ」した感覚が・・・
そして治療が終わった後は、ずっと感じていた「食べ物が挟まっている感覚」が消えていました。
腐った神経組織が圧迫していた部分もあったのかもしれません。
とはいえ・・・歯の神経を取ったのはショック!
治療は引き続き最低2~3回は神経の消毒を行い、その後クラウンを被せていきます。
歯は残りますが、もう私の右上7番には神経はありません・・・
今まで虫歯はあるものの神経は全て残っていたのに、今回の治療は少しショックでした。
神経を取った歯の寿命は5~30年
神経が残っている、残っていないとでは、歯の寿命は大きく変わってきます。
神経がないと栄養分が歯に行きわたらないので、脆く折れやすくなったり抜けやすくなったりします。
きちんとメンテナンスして最長30年ほど、メンテナンス不足や神経を取る前の歯質によっては5年持たずに抜歯することもあり得るんです。
神経を取ったとしても炎症や虫歯の再発リスクはある
そして、結構SNSで見られるのが「歯の神経を取った歯なのに痛くなってきた!」という事例です。
歯の神経が入っている空間はとっても細いので、神経を完全に取りきれない事も多いらしく・・・
炎症を起こして痛くなったり、脆くなった歯が虫歯になったり根元から折れてしまったりと、トラブル続きになる可能性もあるそうです。
歯の神経を取ってショックな気持ちを落ち着けた方法
歯の神経を取ったのと、思ったより歯の状態が悪かったことでショックを受けた私・・・事情を良く知らない2歳と4歳の息子たちに慰められる始末でした(笑)
そんな私が、なんとか立ち直るために実践した方法を最後に紹介していきますね。
「取ったものは仕方ない」と開き直ってみた
歯の神経を取ったのは仕方ないです。
なので、残った土台を定期的にクリーニングして長持ちさせたり、他の歯は死守する!という考え方にシフトしました。
あとは「歯列矯正で抜いた人や先天性の欠損の人は、私よりも少ない歯で頑張っているんだ」と考えると、少し気持ちがラクになりました。
歯質強化の歯磨き粉を買ってみた
実は、妊娠中~授乳期にぐっと歯の質が悪くなってしまった私。
昨年、離婚のゴタゴタで自分の栄養バランスに気を使えなかった事も、歯質の悪化に拍車をかけたと思っています。
シングルマザーになって落ち着いてきたので、自分の歯を強くしよう!と思い立って買ったのがこちら。
歯を修復する効果がある「アパタイト」が配合された歯磨き粉です。
使い始めて1ヶ月ほどですが、何となく前歯の透けた感じが改善されてきたような・・・!
いつまでも健康的な歯でいるために、まだまだ使い続けようと思っています。
超音波式の電動歯ブラシも導入!
虫歯になるのは、やはり歯磨きが甘いから。
歯磨きグッズにはお金をかける意味がある!と、奮発して電動歯ブラシも購入しました。
国内製造の「スマイルエックス」という超音波式電動歯ブラシです。
注意したいのが「音波ブラシ」と「超音波ブラシ」では歯垢除去能力がケタ違いという事!
超音波歯ブラシは、基本的に1万円以下では買えないと思っておいた方が良いです。
定期健診の頻度をアップさせようと決意しました
そして一番大事なのが・・・歯医者さんで定期健診をきちんと受ける事。
基本的に半年に一度メンテナンスに通っていたのですが、今回は離婚してシングルマザーになった事もあり、間隔が1年半ほど空いてしまっていました。
定期健診を受けていればもう少し軽傷で済んでいたかもしれません。
再び神経を取る事がないように、しっかりメンテナンスを受けに行こうと決意しました!
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