カロリーゼロの甘味料って、スーパーにもたくさん並んでいますよね。
中でも100%天然由来で人気の甘味料が「ラカントS」です。
ですが、ラカントSの口コミを見ると、ちらほら「危険なんじゃないの?」という声が・・・
結論ラカントは安心安全の甘味料なのですが、どうして危険性を指摘されるようになったのか、その理由を探してみました!
ラカントSの危険性を徹底調査
ラカントSの原材料は以下の通りです。
【原材料名】エリスリトール(中国製造・遺伝子組み換えでない)、ラカンカエキス、甘味料(ラカンカ抽出物)
参考:サラヤ「ラカントS」公式サイト
ラカントは「エリスリトール(トウモロコシ由来)」と「羅漢果エキス」をミックスさせた甘味料です。
エリスリトールもラカンカもカロリーゼロなので、当然カロリーゼロ。
割合としては70%エリスリトールで30%ラカンカ。この配合で砂糖と同じ甘さを実現しているそうです。
ラカントSの原材料に危険性はある?
原料としては2種類で、保存料や着色料などケミカルな成分も配合されていないラカントS。
続いて気になるのが、原材料の安全性ですね。
エリスリトール、ラカンカともに天然の甘味料で、成分の危険性は問題ない成分です。
トウモロコシ由来のエリスリトールは、トウモロコシのデンプンを発酵させて作った「糖アルコール」です。糖アルコールは他にキシリトールやマルチトールなどがあります。
アセスルファムKやアスパルテームといった人工甘味料に比べると安全です。
ラカントSもう一つの甘味料「羅漢果(ラカンカ)」も、天然の成分。
ラカンカという果物は中国で昔から漢方として使われてきた成分で、風邪や胃腸の調子が悪い時に飲まれてきた、安全性の高い成分です。
ラカントSに中毒性はあるのか
カロリーゼロの甘味料の危険性の一つに「脳が甘みを感じているのに体がエネルギーを吸収しない」という事が影響しています。
人工甘味料、天然の甘味料、砂糖、いずれも中毒性があり、食べれば食べるほど「甘いものが欲しくなる」という依存症になりやすい事が分かっています。
ゼロコーラ、パルスイートなどに使われている人工甘味料よりは中毒性が低いものの「ラカントはカロリーゼロだから」と普段お砂糖を使う以上に使いすぎるのはやめておいた方が良さそうです。
ラカントSに危険性はほぼ無し
ラカントSはお砂糖と同じ甘さなので、普段のお砂糖をラカントSに置き換えるくらいなら危険性はほぼありません。
ですが、ダイエット中であまいものが食べたい!とラカントを使ったスイーツを爆食いしたり、1杯のコーヒーにラカントを何杯も入れる、といった可能な使い方は健康を損なうリスクが高まります。
どんな食材にも言える事ですが、食べ過ぎには注意しましょうね。
ラカントSを料理に使う時の注意点
お砂糖と同じ甘さのラカントSですが、料理やお菓子作りで置き換えるときいくつか注意しないといけない事があります。
ラカントSはお砂糖に比べて
- コク、まったり感が出にくい
- 保水力、しっとり感が出にくい
- 照り出しや飴状は苦手
といった特徴があるので注意しましょう。
ラカントSを料理に使う時の注意点
お砂糖を完全にラカントSに置き換えた料理は、
- しっとり感、ふっくら感が少なくなる
- 煮汁がサラサラになる
- 砂糖と同量だと甘さが物足りないかも
といった仕上がりになる可能性があります。
これはラカントSが砂糖に比べて保水性が低いから。仕上がりが気になる時は、まず砂糖とラカントSを半分ずつにして様子を見ていきましょう。
ラカントSをお菓子作りに使う時の注意点
お菓子作りも、保水力が必要な時には注意が必要です。
特にクッキー、スポンジケーキなどの焼き菓子はパサパサになりやすいです。
逆にプリンやレアチーズケーキなどは向いているかもしれませんね。
また、ラカントで作ったスイーツは味が物足りなく感じやすいので、ココア味やチーズ味など風味が強いスイーツとも相性が良いです。
ラカントSをお得に買うなら楽天・Amazonの大容量が最安
ラカントの数少ないデメリットの一つが「価格が高い」事!
スーパーでも手軽に手に入るラカントSですが、300gで500円ほどするので、砂糖の5~10倍くらいの価格・・・
もしラカントを安く買いたいなら、ネット通販で大容量を買うのが賢いです。
Amazonや楽天では、800gや1kgなどの大容量が販売されているので、断然お得にラカントが手に入りますよ。
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