シングルマザーが多すぎ!みんな簡単に離婚しすぎなんじゃない?と思っている人へ

日々のくらし

最近、シングルマザーの家庭が増えたと思いませんか?

かくいう筆者も1歳3歳の子供を抱えて離婚した身なので、人のことは言えません。

シングルマザーのイメージとして

  • 我慢が足りない、ワガママ
  • 補助金ばかりもらってラクしている
  • 子供からパパを奪ってひどい

というものがあるようで、実際に上記は私も言われたことがあります。

ですが…決して楽をしたくて離婚をしたシングルマザーばかりでないことは知っておいてほしいのです。

最近シングルマザーが多すぎる理由

そもそも、シングルマザーは急増していません。

子供のいる世帯は徐々に減少しているが,ひとり親世帯は平成5(1993)年から平成15(2003)年までの10年間に94.7万世帯から139.9万世帯へと約5割増加した後,ほぼ同水準で推移している。

参考:内閣府 男女共同参画府

内閣府の調査によると、男女共同参画社会基本法が施行された平成11年あたりにシングルマザーが増えた後は、母子家庭の数は「激増」と言うほどは増えていないことが分かります。

(ただし子供がいる世帯数が減ってきているので、割合としては徐々に増えてきています)

ただシングルマザーでも働きやすい世の中になってきているので、全国各地でシングルマザーが生まれている感覚はありますね。

「昔はクラスに母子家庭の子なんていなかったのに、最近はどのクラスにも母子家庭の子が普通にいる」という感覚で、シングルマザーが多すぎると思われているのではないでしょうか。

メディアの普及で離婚のハードルが低くなった

昔はシングルマザーは息をひそめて生活しているイメージでした。

昼夜問わず働き続けたり、ボロボロの服を着て満足な食事も摂れず…

そんなイメージを覆したのはメディアです。

シングルマザーがテレビドラマの題材になったり、イキイキ働くシングルマザーの特集が組まれた雑誌。

さらにはシングルマザーでも楽しい!とSNSでキラキラした生活をアップする人が増えてきました。

「夫と生活するより、子供と自分だけで楽しく過ごした方がいい」と離婚へのハードルを下げる要因の1つとなっています。

シングルマザーが働ける場所が多くなった

職種にもよりますが、今は労働者よりも仕事が余っている時代。

どの業界も圧倒的に人手不足です。

昔はパートやアルバイトなんて、いつクビになるか分からないと言われていましたが

今はよっぽど能力が劣らない限りは簡単に解雇されない時代となりました。

「仕事を選ばなければ食べていける」という気持ちになれる女性も多いので、離婚を躊躇する理由のひとつ「金銭的理由」が無くなってきています。

ひとり親家庭への補助が増えてきた

ひとり親世帯は貧困に陥りやすいのですが、昔に比べると最低限の生活は保障されるようになってきました。

子供の学業に関しても、ひとり親世帯にはサポートがある場合が多いので、まじめに勉強すれば報われる時代になってきています。

(逆に専業主婦世帯の方が生活が厳しいことも多いので、それが妬みの対象になったりもします)

簡単に離婚しすぎ!最近の女性は我慢が足りない?

親世代からよく言われるのが「最近の女の子はガマンが足りないねぇ」「軽い気持ちで結婚するからそんなことになるのよ」ということ。

確かに、死別ではないシングルマザーの人はガマンし続けていれば結婚生活が続いていたでしょう。

ですが…ママばかりガマンする生活を一生続けていくのもおかしいですよね。

そもそもママのガマンで成り立つ家庭はおかしい

  • 夫が浮気しているけどガマンして生活している
  • 夫が生活費を入れないから独身時代の貯金を切り崩している
  • 夫が暴力をふるってくるけど子供のためにガマンする

昔は、こんなガマンは当たり前だったのかもしれません。

普通に考えておかしいですよね!?

まず、不貞行為は立派な離婚理由になります。

生活費を入れないことも、DVも、立派な法律違反です。

それを「女性がガマンすればいい」なんて、女性をただの奴隷としか思っていないですよね。

そんな家庭は、離婚してもしなくても一緒。家庭として成り立っていません。

親が離婚しないことで却って子供のメンタルに悪影響なケースも

パパが浮気しているのを子供が知っている。

パパがママに暴力をふるっているのを子供が見ている。

仮面夫婦で会話がないのを見て子供が傷ついている…

無理な結婚生活を続けることで、子供のメンタルに悪影響を及ぼすケースが後を絶ちません。

子供に直接暴言や暴力をふるっていなくても、精神的に虐待していることになってしまいます。

稼げない&家事育児をしない夫は家族の重荷になる

これは私自身のケースなのですが…夫は仕事に身が入らないタイプでした。

さらに独身時代からの生活習慣を変えるつもりがなく、家事育児はすべて妻の私でした。

年子で子供を産んだ後すぐ仕事復帰し、毎日家事育児と仕事に奔走する日々…

息子である夫がかわいい義父からお給料をはずんでもらっていたものの、家庭には最低限しか入れてくれません。

「これは、夫がいたら家庭が回らなくなる」という判断で、離婚するに至りました。

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シングルマザーでも楽しい家庭は築ける

私はシングルマザーになって、色々言われることも少なくありません。

実際、母子家庭の手当は母子家庭じゃない人からの税金で成り立っているわけなので文句も言えません。

ですが、私はシングルマザーになって後悔はしていないんです。

離婚すると、毎日イライラしていた気持ちもなくなり、子供たちにも余裕をもって接してあげられています。

なんとなく金銭面で不安になることがありますが、彼氏を作ったり再婚したりという気持ちもありません(笑)

今はパート収入と副業のブログ・Webライターの収入で楽しくゆとりある生活ができています。

子供たちが独り立ちするまでは、子供のことを最優先に考えてあげながら、シングルライフを満喫していこうと思います!

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