風邪の諸症状を和らげると話題のヴィックス ヴェポラップ。
現在30代の筆者ですが、子供のころから知っているロングセラー商品なので安心感があります。
ですがそんなヴェポラップを検索すると「危険性」という文字がちらほら…
子供たちにも使うものなので、危険性があったら大変!
という事で、ヴェポラップの危険性について調べてみました。
VICS ヴェポラップとは
VICS ヴェポラップは、ワセリンをベースに「風邪の諸症状に効くアロマ」をブレンドした商品です。
スーッとした香りがあるので、特に鼻づまりの時よく使います♪
分類としては「指定医薬部外品」で、過去に医薬品として扱われていた成分が配合されています。
感覚としては、薬用の育毛剤やローションなどと同じで「ちょっと気になる症状を気軽に緩和する」目的の商品です。
ヴェポラップの効果
ヴェポラップを販売する大正製薬によると、ヴェポラップの効果は以下の通りです。
①吸入作用
参考:大正製薬HP
ヴイックス ヴェポラッブの有効成分が体温で温められて蒸気となり、鼻や口から吸入されて、つらい鼻づまりの症状を緩和し、呼吸をスースー楽にします。
②湿布作用
ヴイックス ヴェポラッブの有効成分が血行を良くし、体を温めて、鼻づまり、くしゃみなどのかぜに伴う諸症状を緩和します。
有効成分:dl-カンフル、テレビン油、l-メントール、ユーカリ油、ニクズク油、杉葉油
「風邪の諸症状の緩和」と書かれていますが、主に鼻水に関する症状に効果的です。
鼻が詰まって呼吸が苦しいとき、ヴェポラップを使うと楽になれる可能性大です。
ヴェポラップの全成分│危険性はある?
ヴェポラップの全成分(100g中)は以下のとおり。
dl-カンフル 5.26g、テレビン油 4.68g、 l-メントール 2.82g、ユーカリ油 1.33g、 ニクズク油 0.69g、杉葉油 0.44g 添加物:チモール、ワセリン
有効成分はすべて天然成分から抽出するもので、安全性も高いとされている成分です。
添加物のチモールも植物のタイム由来で、ワセリンは鉱物由来ですがご存じの通り安全性の高い成分です。
というわけで、ヴェポラップの成分には一つも危険な成分は入っていませんでした!
ヴェポラップは赤ちゃんや子供に使っても危険性はない?
ヴェポラップは生後6か月から使用できます。
ちなみに、授乳中のママも使用OK!お薬が飲めないけどつらい時に使えるのは良いですよね♪
ただし使用には注意点がいくつか。
ヴェポラップは粘膜には刺激が強すぎるので、目や鼻に入らないように塗ってあげましょう。
基本は服に隠れる部分に塗ってあげるといいですね。
ヴェポラップは安全!医薬品じゃないけどメリットは?
危険性はほとんどないヴェポラップですが、医薬品ではないので「劇的に症状が緩和する」ワケではありません。
大正製薬のHPにも書いてありますが、7日間使用しても症状が楽にならない場合は、医師に相談しましょう。
人によっては「気休めレベル」のヴェポラップですが、実はメリットがたくさんあるんですよ♪
ヴェポラップのメリット
- 薬を飲むのが苦手でも使える
- 即効性がある
- 眠くなる成分が入っていない
- 赤ちゃんや子供とのスキンシップになる
- 別の風邪薬を飲んでいても使える
ヴェポラップは「塗るタイプ」のお薬なので、薬を飲みこむのが苦手な人や薬の飲み合わせに注意しなくてはいけない人でも使いやすいです。
さらに、鼻炎薬によくある「眠くなる成分」も入っていないので、運転中や仕事中でも気軽に使えるのが大きなメリット。
また、辛そうな赤ちゃんにパパママが優しくヴェポラップを塗ってあげることで、安心感を与えられます。
ヴェポラップのデメリット
- ウイルスをやっつける薬ではない
- すーっとする香りが苦手だと苦痛かも
- 咳や熱にはあまり効果がない
ヴェポラップのデメリットとしては、上記が挙げられます。
メントールやハッカなどの「すーっとした香り」が苦手な人は、ヴェポラップを塗ると余計に辛くなってしまうかも…
また、鼻づまりやくしゃみ以外の症状にはあまり効果がない事が多いです。
我が家はヴェポラップを常備しています
「病院に連れて行った」「薬を飲ませた」「あとはゆっくり寝かせるだけ」…
できる事は全てしてあげていても、子供が辛そうな時は何か手当をしてあげたいですよね。
ヴェポラップは、そんな辛そうな子供の症状を緩和してくれる便利なアイテム。
私もヴェポラップは常備していて、子供たちが鼻づまりで寝苦しそうなときは胸元に優しく塗ってリラックスさせるようにしています。
風邪をひいてメンタルが弱っている子供たちも、少し安心したような顔をして眠ってくれるので重宝しています。
小さいサイズでも結構持つので、いざという時のために救急箱に入れてみてくださいね。
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