健康に良いイメージのアーモンドミルク。
ですが、アーモンドミルクには「危険性」があるという噂があるのをご存じですか?
調べてみると、危険というほどではなくても飲みすぎには注意した方が良いことが分かりました。
そこでこの記事では、アーモンドミルクで危険性がある成分や「無添加」のアーモンドミルクについて紹介していきます♪
アーモンドミルクの危険性3つ
アーモンドミルクが危険だと言われる理由は、大きく分けて以下の3つです。
- タンパク質が少なく脂質が多い
- 食塩や砂糖が加えられている
- 食品添加物が多い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アーモンドミルクの危険性①タンパク質が少なく脂質・糖質が多い
牛乳や豆乳のPFCバランス(P=タンパク質、F=脂質、C=糖質)とアーモンドミルクを比べてみました。
それぞれ100mlあたりの成分です。
タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | |
牛乳 | 3.3g | 3.8g | 4.8g |
調整豆乳 | 3.5g | 3.6g | 2.4g |
アーモンドミルク | 0.5g | 3.2g | 7g(うち食物繊維が2g) |
豆乳や牛乳に比べて、アーモンドミルクは圧倒的にタンパク質が少ないです。
アーモンドミルクばかり飲むと、1日のPFCバランスが崩れやすいかもしれませんね
アーモンドミルクの危険性②食塩や砂糖が加えられている
コンビニやスーパーで買えるアーモンドミルクは、甘味料(砂糖)や食塩で味が整えられています。
脂質+甘味でまろやかな味わいになっているんですね…
ジュースほどではないのですが、飲みすぎると糖分塩分の取りすぎになる可能性があります。
アーモンドミルクの危険性③食品添加物が多い
アーモンドミルクの成分表示を見てみると、増粘多糖類や乳化剤といった記載を見つけられるかと思います。
実は「アーモンドミルクが危険」だと言われるのは、この食品添加物。
ですが食品添加物は「調整豆乳」にも同じくらい配合されています。
国内の基準をクリアしたものとなるので、当ブログではあまり気にしないものとします。
アーモンドミルクで危険な添加物とは?
アーモンドミルクで「危険性がある」と言われている食品添加物。
どんな成分が配合されているのでしょうか?
アーモンド効果の全成分を例にとって解説していきます。
アーモンド効果の全成分と添加物
アーモンド効果の全成分は以下の通りです。
アーモンドペースト(国内製造)、砂糖、食物繊維(イヌリン)、果糖ぶどう糖液糖、デキストリン、ハチミツ、植物油脂、食塩、アーモンドオイル加工品/セルロース、香料、pH調整剤、乳化剤、炭酸Ca、ビタミンE、(一部にアーモンドを含む)
参考:グリコ アーモンド効果オリジナル
/以下が食品添加物となります。
個人的には甘味料の果糖ぶどう糖液糖が気になりますね…詳しくはこちらの記事で解説しています。
アーモンド効果で危険な成分①増粘多糖類
口当たりをまろやかにするための成分です。
アーモンド効果でいうと「セルロース」が似た役割を担っていますが、こちらは日本人が一番よく口にする食物繊維なので問題なさそうです。
ですが他のアーモンドミルクで「ジェラン」「キサンタンガム」といった成分の記載があれば控えた方が良いかもしれません。
遺伝子組み換え原料などが使われている可能性があり、長期的な健康への影響がまだわかっていない成分だからです。
アーモンド効果で危険な成分②乳化剤
水分と油分を均一に混ぜる働きがあるのが乳化剤です。
飲み物に添加されている乳化剤で一番よく添加されているのが「大豆レシチン」で、大豆由来の成分となります。
特に、大豆アレルギーの人は要注意の成分です
遺伝子組み換え大豆から作られたレシチンは、安全性を疑問視される声が少なくありません。
完全無添加のアーモンドミルクはある?
ビタミンEが豊富なアーモンドミルクなので、添加物や砂糖・食塩がなければ積極的に摂りたい飲み物です。
実は、国内で無添加のアーモンドミルクが製造されているんです!
それは、筑波乳業の無添加濃いアーモンドミルクです。
砂糖も不使用なので、料理や飲み物に混ぜるのにも使いやすいですよ♪
以下の記事で海外メーカーの無添加アーモンドミルクも紹介しているので、良ければ見てみてください。
参考:アーモンドミルクで無添加の商品3つ!オーガニック・砂糖不使用の商品はある?
アーモンドミルクは飲みすぎ注意!嗜好品として楽しもう
ビタミンEが豊富で、アンチエイジングに良いと言われるアーモンドミルク。
ですが、国内に流通しているアーモンドミルクのほとんどに食品添加物や「砂糖・食塩」などが加えられています。
飲みすぎると肥満のリスクや長期的な健康リスクが上がる可能性があるので、飲みすぎない程度に楽しみましょう。