発達障害（自閉スペクトラム）の小1男子、1学期まとめ

この４月に小学校に入学した発達障害の長男。

昨年度、なんども学校や就学相談を重ね「普通級」で小学校生活をスタートさせました。

そんな発達障害（自閉スペクトラム症）の長男の学校・学童の様子を記録としてまとめておこうと思います！

学校での様子や困りごと、トラブル

長男の学校での様子を振り返ってみると、一番の困りごとは「一斉指示が通りにくい」ということです。

それでも、先生方は彼に対して丁寧に配慮してくれており、個別に指示を出してくれることもあるようです。

おかげで他にはトラブルや困りごとがない状態で、1学期を終えることができました！

一番の困りごとは「一斉指示が通りにくい」

彼の特性で

• 興味が薄いことに注意が向きづらい
• 視覚優位で耳からの指示が入りづらい

ということから、先生がクラス全員に向けて指示を出す際に、彼はなかなか理解しにくいようです。

これに関しては、一声かけていただくことで今のところクラスの活動についていけるとの事でしたが、引き続き注意して見ていく必要があります。

学習面の困りごとは「ほぼなし」

一方、学習面の困りごとは「ほぼなし」という好調な様子。

彼は授業に真剣に取り組み、問題も理解して解けるようです。

宿題をチェックしていても、文章の見落としで間違いがあるくらいで、ほぼハナマル状態です。

お友達関係も良好、トラブルは特にない

お友達関係も良好で、トラブルも特にないようです。

休み時間は、暇さえあれば外で走り回って楽しく過ごしているそう！

暑い日や雨の日は、教室で「消しゴム落としゲーム」でゲラゲラ笑っているみたいです(笑)

失くしもの、落とし物、忘れ物は「他の子より少なめ」

彼は失くしもの、落とし物、忘れ物も「他の子より少なめ」。

とはいえ、親の私から見ると注意力が散漫です。

ついついうるさく言ってしまいがちですが、本人が自発的に忘れ物をなくせるよう見守っていこうと思います。

先生からの連絡事項や、その日の様子を、本人が結構喋ってくれる！

先生からの連絡事項や、その日の様子を、本人が結構喋ってくれるのも予想外でした！

まだ詳しく説明はできませんが、きちんと授業や活動に参加していることが分かって安心できます。

学童での様子や困りごと、トラブル

彼は学童でも楽しく通えているようです。

学年を超えてみんなと仲良しで、毎日楽しく過ごしているようです。

学童も楽しく通えている！学年を超えてみんなと仲良し

長男の通う学童は、6年生まで預かっていただけるので、大きいお兄さんお姉さんとも交流しているようです。

大好きな将棋、オセロ、ボードゲーム系はいい勝負らしいです（手加減してもらっているのかも…）。

一度だけ学童をさぼって大騒ぎに！

ただ、一度だけ学童をさぼって大騒ぎになったことがあります。

仕事中電話があり「長男君が学童に来ていなくて、みんなで地域を探しているんです…」と！

すぐにGPSと自宅の見守りカメラで確認したところ、自宅でのんびり寝転がっているのが確認でき、事なきを得たのですが、その後は学童や学校の関係者に謝って回りました。

宿題は学童で完結！

宿題も学童で済ませてくれるので、親の私がラクになりました。

帰宅後は宿題のチェックと、音読をしてもらうくらいなので、正直「小1の壁」は感じたことはありません。

発達障害の1年生、通級利用はどうする？

彼は言語訓練の療育が続いているため、1年生での通級利用は見送ることにしました。

通級利用は、特別な教室での授業や療育を受けることができる制度ですが、彼の場合は2学期の中頃まで医療機関の言語訓練が続くので、通級利用は2年生以降の可能性が高いです。

現在は、コーディネーターの先生と打ち合わせを進めながら、必要なタイミングですぐ通級を利用できるよう調整しています。

発達障害の小学校1年生、役に立ったグッズ

彼の発達障害をサポートするために役立ったグッズをご紹介します。

①見守りカメラ

万が一ひとりで帰宅することがあった時のために、自宅に見守りカメラを設置しました。

本人にキッズスマホを持たせていないかわりに、通話機能があるカメラを選んでいます。

「学童サボり事件」のとき、このカメラから呼びかけて会話できたので、その後スムーズに動けました。

②GPS

地理には強い長男ですが、やはり小学生になり親の目が届かない事に気づくと「寄り道」が楽しいようです。

もちろん、毎日同じ道を通って帰ってくるように都度叱るのですが、GPSがあるとかなり安心感が違います。

③ポーションタイプの濃縮麦茶

小学生になると水筒が必須になりますが、毎朝沸かすのは面倒。

ポーションタイプなら、お水と氷を入れるだけで簡単に水筒が準備できます！