シングルマザーと聞くと「無責任」な母親だというイメージを持つ人は少なくありません。
理由はさまざまですが、
- 親の都合で子供を作って勝手に離婚
- 子供を保育園に預けっぱなし
- 結婚生活にガマンできなかったワガママな母親
などのイメージがあるようです。
シングルマザーの私自身は面と向かって「無責任だ」と言われたことはそんなにありませんが、風当たりの強さを感じる事もあります。
そこでこの記事では、私がシングルマザーになるにあたり「無責任だ」と言われたことがある経験もふまえ、きちんと子育てしていると分かってもらうために心がけている事をお伝えしますね。
なぜ「シングルマザーは無責任」だと言われるのか
そもそも無責任って誰に対してでしょうか?
もちろん「子供に対して」無責任だという事なのですが、私が無責任だと言われた時はもっと複雑な悪いイメージが絡んでいるような気がしました。
シングルマザーでも、きちんと子供を養育していたら無責任ではないはず。でも、世の中にはそんな頑張るママにだって無責任だという言葉が投げかけられることがあるんです。
両親揃っている事が子供の教育に良いから
両親揃って子育てするのが最良だというイメージはまだまだ根強いです。
事実、父親不在の家庭の子供は「精神的に不安定になりやすい」「社会のルールを破りやすくなる」という研究結果もあるので、離婚前に葛藤した人も多いはず。
そんな考え方から”親の都合で子供にとっての最良な家庭を壊した無責任な親”というイメージを持たれてしまいます。
連れ子の虐待事件でシングルマザーに悪いイメージがある
「母親の彼氏に子供が虐待される」という事件は後を絶ちません。シングルマザーは新しく彼氏を作っても問題ないのですが、やはり子供そっちのけで恋愛すると育児放棄となります。
子供がいるのに恋愛なんて、と拒否反応がある人も多いですよね。
私は彼氏を作らないつもりなので、恋愛が理由で「無責任だ」と言われることは少ないのですが、中には「どうせすぐ男を作るんだろう」と心ない言葉を掛けてくる方もいます。
保育園、病児保育をフル活用するワーママへの偏見
シングルマザーは一家の大黒柱。子供を養うためにどんどん働かないといけないですよね。
お迎えは一番最後、体調が悪くても病児保育に預けて働きに出るママも少なくありません。
そんなシングルマザーを見て「子供をきちんと自分で育てていない無責任な母親だ」と言う人がいます。
実家に身を寄せるシングルマザーも風当たりがキツイ
金銭面でも、愛情面でも、実家に頼れるシングルの方はどんどん頼ったほうが良いです。
ただそんな実家暮らしのシングルマザーの方は「出戻り」「親に自分の子育てを任せている」というイメージが先行してしまう事が少なくありません。
親御さんも含めて「無責任だ」と言われる事があるので、周囲の目が気になるなら実家近くに親子だけで済むほうが良いでしょう。
父親は必要・・・でも一緒に暮らさない方が良いケースもある
もちろん、両親揃っている事が子供にとって良い事は分かっています。父親はダイナミックに遊んでくれますし、社会の厳しさも教える役割があると言われています。
ですが、すべての父親がそうではありません。
浮気をして家に帰ってこない父親、子供に無関心でスマホやゲームばかりしている父親、子供の前で社会のルールを平気で破る父親・・・
暴力をふるったり、そもそも子供を認知しない男性だっています。
子供の教育・成長に良くない存在である父親なら、シングルマザーのほうが健全な家庭なんです。
シングルマザーの私が無責任だと言われないよう心掛けている事
もちろん私は「子供たちはきちんと育てています!」と胸を張って言えますが、口で言うだけではなかなか伝わり辛いのも事実。
なので私は、子供たちにも周囲の人にも「このお母さんは子供たちの事を一生懸命育てている」と伝わるように心がけて生活しています。
行事、お祝い事はきちんとする
子供たちのお誕生日はもちろん、節句、ハロウィン、クリスマス、お正月などのお祝いはごちそうを作ってお祝いします。
また運動会や発表会の後、先生に褒められて帰ってきた日には、私の「すごいね!」「頑張ったね!」の気持ちが伝わるようにしています。
今日は頑張ったからデザート買って帰ろうか、などの小さいものですが、子供たちは少し誇らしげに見えます(笑)
写真をたくさん残してアルバムにする
思春期、大人になったときなど、自分が小さい時の写真を見て「愛されているなあ」と感じたことはありませんか?私はちょっと恥ずかしくなりながらも、両親が自分にしてくれた事を写真で見るのが好きでした。
なので子供たちも、思い出をきちんとアルバムにして残していこうと思います。
私はアルバムを年1回フォトブックにしているのですが、1冊に100枚近く入るのでかなりボリュームのある内容になりますよ!
子供たちが産まれた頃からお世話になっているのがカメラのキタムラです。
高画質、かさばらない、安い(私はいつも1冊2,000円くらい)ので、毎年リピしています。
なるべく体を動かす遊びに付き合う
休みの日には、広い芝生がある公園やアスレチックがある公園に子供たちと出かけます。もう少し大きくなったら、キャッチボールやバドミントンも一緒にしたいですね。
公園にはパパ主導で遊んでいる親子が多いですが、シングルマザーはパパでもあるので頑張ります(笑)
叱る時は本気で叱る
「シングルマザーだから躾が行き届いていない」と言われるのがイヤなので、注意する時や叱る時は本気で叱ります。
本気で叱ると言っても大声で怒鳴ったり手を出すわけではありません。静かなところに連れていき、目をきちんと見て、子供が理解できるよう叱っています。
(でも正直申しますと、家では大声を出すこともあります・・・笑)
恋愛はしない
私自身、親に「オトコ」「オンナ」を感じるのがとても嫌でした。なので、子供たちにも同じ思いをさせないよう恋愛は絶対しません。子供たちがいない場面でも、オンナは出さないようにしています。
若い頃に恋愛をたくさんしてから結婚したのと、元夫で男性には懲りたこともあり、特に不便は感じていません。
シングルマザーみんなが無責任ではない!でも偏見はある
シングルマザーが世の中に増えてきて、昔よりは偏見が少なくなってきたとは思います。ですが、きちんと子供に向き合っていても「無責任だ!」など酷い言葉を投げかけてくる人もいます。
そんな人は気にしないのが一番なのですが、もし自分の子育てに自信が無くなってしまったら上記で紹介した「私の心がけている事」を参考にしてみてくださいね。
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[…] こちらの記事でも紹介していますが、子供に対して無責任じゃないの?と思われる事が多いシングルマザーなので、どうしてもワガママで離婚したように見えてしまうんです。 […]