男の子2人は「かわいそう」なの！？年子で男子2人を育てる私が感じている周囲の視線

私の子供は男の子ふたりで、1歳ちょっとしか違わない年子です。

一人目を妊娠中からモヤモヤしている事があって、

「男の子？大変そう･･･」

「男の子？がんばれー」

「男の子？うわー私なら絶対育てられない」

とちょくちょく言われること。

これは次男の性別が分かった時の方が顕著でした。

でも、男の子2人・年子・シングルマザーで（離婚前はワンオペで）育てている私の実感としては

全然（女の子と比べて）大変じゃないです！

そこでこの記事では、男の子の育児の魅力や大変さについて語っていこうと思います。

男の子のママで「かわいそう」という言葉や空気にモヤモヤしているママさんは、ぜひ読んでみてくださいね。

実は私も「男の子って大変そう･･･」と思っていた

私自身は、3姉妹の長女です。

母はよく「うちは女の子で良かったわー」と言っていたので、勝手なイメージで「男の子のお母さんって大変なんだ」と決めつけていました。

自分の子供が男の子と分かるまでは、男の子ママさんに「大変そう、頑張れー」と思っていたんです。すみませんでした･･･

どうして男の子2人はかわいそうなの？

とはいえ「男の子のママはかわいそう」という空気を出す人の中には悪気がない人もいるはずです。

そこで自分なりに、男の子がかわいそうだと言われる理由を分析してみました。

落ち着きがない、活発な男の子に手を焼きそう

たぶん大多数の人が抱いているイメージはこれです。

男の子は女の子に比べて、やんちゃでよく動く子の割合が多いです。

動きもダイナミックで、事故寸前になる事もしばしば。ママはいつもハラハラしていて追いかけ回していて･･･というイメージですね。

でも全ての男の子が活発で、いつも走り回っているわけではありません。なので個人的には「まだ生まれる前から男の子＝やんちゃだと決めつけてくれるな」と思います。

大人になると家から出て音信不通になりそう

「やっぱり娘がいると良いわぁ」というシニア世代の方は、次は女の子を産んでおいた方が良いわよ！なんて言ってきます（笑）

娘は近くに住んで、よく電話をくれて、大人になっても一緒に買い物に行って･･･という事が幸せだと感じるんですね。

確かに、子供がいつまでも気にかけてくれるのは嬉しいと思います。

が、すべての女の子がそうなるとは限りませんし「私は介護要員なんだ」と感じる子も少なからずいます。

逆に男の子でも、マメに連絡をくれる子や実家の近くに住む子だっています。

それは築いてきた親子関係や子供の夢・目標によるのではないでしょうか。

「次は女の子ね！」「女の子欲しかったでしょう」に対する私の返答

実際に面と向かって

「次は女の子ね！頑張って！」

「女の子欲しくならない？」

と言われる事が少なくない私。

いつも内心（めっちゃ失礼な事言ってくるやん）と腹が立ちますが、なんとかかわせていると思います。

数年間言われ続けて身に着けた「その後女の子、女の子、と言われない」返答例を紹介しますね。

女の子は周りに多かったので、もうお腹いっぱいです

私が3姉妹の長女という事もあり「妹たちの世話でお腹いっぱいになりました」と返しています。

「周りに男の子がいなかったので、毎日新鮮で楽しいですよ！」と返したりもしますね。

男の子はさっぱりしていて気が楽

身内に女の子があまりいなかった人であれば

「女の子同士のいざこざがしんどかったので、さっぱりしている男の子だと気が楽なんです」というのも有効です。

友達同士のトラブルは、一見力が強い男の子のほうが目に付きやすいもの。

ですが、女の子は陰でかけひきがあったり、付き合う友達がガラリと変わったりと複雑になりがちです。

事実私も「一度会ったらみんな友達」のような感じで遊んでくれる息子たちに助けられている部分があります。

兄弟で性格が全然違うから、男の子だけでも毎日新鮮！

これを一番よく使うかもしれません。

プロフィールページで紹介している通り、長男が慎重派なのに対し次男は破天荒な性格。

同じ男の子でも正反対な性格なので、同じように子育てするのは不可能です（笑）

育児って性別だけじゃなく、子供の生まれもった性質も大きく関わってきますよね。

男の子だからこういう育児、女の子だからこういう育児、というものにとらわれずに育てられている気がするので、本心から「女の子がいなくても大満足」だと胸を張って言えます。

男の子2人の親の私が言われて嬉しかった事

私が今でも心に残っていて、本当に嬉しかった言葉があります。それは

「あら、男の子ふたり？頼もしいわね！」と言われたこと。

すごくポジティブな言葉で、いつも男の子というだけで「かわいそう」と言われ続けていた私にとっては涙が出るほど嬉しかったです。

実際に息子たちが頼もしいか頼もしくないかは置いておいて･･･

私も将来、男の子を連れているママを見かけたら同じように声を掛けようと心に決めています。